オレンジ ビター
学名Citrus aurantium ssp. amara
科名ミカン科
採油方法圧搾法
抽出部位果皮
比重0.832〜0.863
・ミカン科の植物である、オレンジビターの果実から採れる精油です。
 日本の正月飾りに欠かせないダイダイは、オレンジビターの近縁種です。
・同じ木の、花からはネロリ、葉からはプチグレンが採れます。
主要含有成分表 提供;KENSO
モノテルペン炭化水素類 ・d-リモネン 90-98%
・β-ミルセン 
脂肪族アルデヒド類 ・オクタナール、デカナール
ラクトン類 ・フロクマリン類
・オレンジビターの精油は、甘さの中に苦みを感じられる香りです。
・精油の含有成分であるフロクマリン類は、光感作作用があるため、
 塗布した肌を4-5時間は直射日光(紫外線)に当てないようにして下さい。
・オレンジビター精油全体の作用として、皮膚刺激の危険性があるため、
 精油を塗る場合は、希釈して使用しることが望ましい

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・d-リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用、
   血圧降下作用)
・β-ミルセン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用)   

脂肪族アルデヒド類 ・抗菌作用 4+
・抗真菌作用 3+
固有作用

  

ラクトン類 ・粘液溶解作用 4+
・脂肪溶解作用 4+
・瘢痕形成(創傷治癒)作用 4+
・抗ウィルス作用 3+
固有作用

・フロクマリン類
  (ベルガプテン、ソラレンなど20種以上の分子が存在して
   光感作があり、作用に強弱がある)   

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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